お骨上げ初体験

先日、オカンが亡くなり、火葬後のお骨上げなるものを初めて体験しました。

初体験お骨上げ

オカンが亡くなり、たいそうなお葬式などもせず、いわゆる家族葬で、それもほんとに質素で、私と叔母と叔母の息子の3人だけの家族葬でした。

経済的な理由で、お布施も安くして頂いたのですが、それでもとても丁寧なお坊さんで、30分以上?拝んで頂きました。これもまためったにないことだそうですが、火葬場にも同行して頂きました。

オカンもたびん、わかってないと思いますが、喜んでると思います。

で、火葬です。

私は子供の頃からオトンに

「人が死んで焼く時、焼いてる時、目醒めたらどするん?」いっつも聞いてました。それはこの年令になっても、不安に思ってます。

オトンは、「そのために、一晩おくんや」って教えてくれましたけどね。

で、叔母からも聞いておりましたが、

「点火のスイッチは喪主がボタンを押すのよ」って。

点火のボタンなのかどうかわかりませんが、ボタンは喪主とか親族が押すので私が押しましたが、言い方はアレですが、
死刑執行ボタンを押すような、押す人の気持ちみたいなのを感じました。

係の方が説明などしてくれるのですが、「あぁ、なんかイヤ」みたいな顔して、小声で言ったんですけど、結局促されて赤いボタンを押しました。

なんとも、やりきれない気持ちになりますね。

それから2時間弱、待ってたんですけど、次は噂のお骨上げですね。

Sponsored Links

お骨上げ うちの田舎ではお骨を拾う

一般的に、火葬したお骨・遺骨を骨壷にいれる儀式を『お骨上げ』って言うみたいですが、うちの田舎では、「お骨を拾う」みたいに言いますね。

これも、ガスコンロの魚焼くバーナーのところからでてきたような感じのオカン。もう、最初は、手で顔を隠していました。で、見れませんでした。
私と叔母がお骨上げしようとしたのですが、叔母も

「私はもういい・・・」

と言って、やりませんでした。

係の方が丁寧に、「これは、足の小指の骨・これは、腕の細い骨・・・・」と足から徐々に頭の方へ向かって、係の方が拾ってくれたお骨を私が骨壷にいれる・・・というのを繰り返してました。

長いこと、こういう仕事されてるんでしょうね。灰なのか、骨なのか私なんかみたらわからないのに、細かい部位までわかって教えて頂きました。
その頃にはなんとか見れるようになったんですけど、最初は係の方が

「大丈夫ですか?」と聞いてくださり、「大丈夫じゃないです」と答えた私。

そして、よく聞く「これが喉仏ですよ。仏さんが座ってるみたいでしょ」って。「喉仏は割れてる事が多いんですが、きれいに残ってますよ」と。
そこで私心の中で、

「鯛のタイみたいなもんか?」と不謹慎にも思ってしまいました。

で、頭蓋骨のかけらも入れて終了。

小さな骨壷に入れて、最後は白い小さな風呂敷に包んでいただき、位牌と一緒に持ってきました。

係の方は、

「位牌もお骨もかばんに入れてくれてけっこうですよ」と言い、おかんの骨壷と位牌、私のかばんにいれて連れて帰ってきました。
なんか変な気持ちですね。

とまぁ、初体験のお骨上げ。火葬のボタンを押すのも、お骨を拾うのも二度としたくないと思いました。ある意味、トラウマな行為です。でももうないと思います。
でも私の骨は誰が拾ってくれるんでしょうか。

Sponsored Links